【はじめに】
「まだ起こっていないのに、まるで現実に起こったかのように心臓がドキドキする」
頭の中では“最悪の未来”が次から次へと現れ、気づけば本当に体験したかのようにぐったり…。
そんな不安症な自分を見て周囲の友達は「考えてる事の9割以上は起きないって!心配しすぎだよw」と励まします。
けど自分は残り1割が気になって眠れない…
こんな苦しい経験ありませんか?
実はこれ、あなたが“先読みしようとするクセ”を持っている証拠かもしれません。
この記事では、不安とじょうずに付き合うための4つの視点をお届けします。
【① 想像力が先走るのは才能】
不安体質の正体は、豊かな想像力です。
映画を観ながら次の展開を当ててしまう人、会議で誰がどんな質問をするか勘が働く人――実は不安体質人の中には精度の高い“未来予測アンテナ”が標準装備されています。
アンテナがキャッチするのは、まだ形のない可能性。
ただし高い想像力があなたの頭の中で詳細にシミュレーションしてしまいます
だから怖くなるのです
この気持ちを和らげるには自分のアンテナが反応したことを自覚することが効果があるかもしれません
「また想像力が動いてるな。アンテナの反応は良好だ」と心のなかでつぶやいてみてください。
そうすると脳は「今は警報テスト中」と理解し、過度な緊張をゆるめます。
ポイントは否定しないこと。“才能が働いた証拠”として受け止めるだけで、ぐるぐる思考の回転数が少し下がります。
【② 不安になるのは、向上心が高いから】
不安を感じるのは、あなたが「今よりもっと良くなりたい」と思っている証拠です。
向上心のある人ほど、理想と現実の差に敏感になり、「まだ全然できていない」と落ち込みやすくなります。
でも実際には、できていないのではなく「高い目標を持っている」だけかもしれません。
そんなときに効く一言はこれです。
「理想が高いから不安になる。悪いことじゃない」。
たとえば、何かにチャレンジするとき、不安を感じるのは“なりたい自分”が明確にあるからこそ。
目標がなければ、そもそも怖くもなりません。だから不安になったら、自分の中にある向上心の存在を見つけて、「よし、ちゃんと成長したいと思ってるんだな」と声をかけてみてください。そうすると、不安はただの邪魔者ではなく、背中を押すエンジンのように見えてきます。
【③ 「1歩前進ルール」が不安とつきあう鍵】
完璧を求めるほど、現実との段差は大きく感じられます。
「早起きして全部片づけるはずが何も進んでいない」と落ち込んでいる時や
やったこともない仕事を押し付けられて困っている時
そんなときは“1歩前進ルール”を試してみてください。
ただ1歩進めばOKというルールです
目標を100から1に下げるのではなく、0から1に一歩踏み出すイメージです。
たとえば
今日はメールを1通だけ返す
資料はタイトルだけ作る
掃除は机まわりだけする
のように――
これで前進とカウント。1歩達成したら「自分、結構やるじゃん」と声をかけ、残りは次の伸びしろに取っておきます。
不安が襲ってきたらとりあえず1歩進んでみる
こうすることで考えるだけで1日が終わってしまったという最悪の事態を回避できます。
“今日はこれで十分”とアクセルを緩めることで、不安は次に走り出すガソリンへと変わります。
【④ 残り1割が気になるのは真剣だから】
9割は起こらないと知っていても、最後の1割を手放せないのは本気で取り組んでいるから。
大事な出張の前に持ち物を何度も確認する
相手の一言を思い出して眠れない
その慎重さはこれまで何度もあなたのミスや危険を防いできた“実績のあるセンサー”です。
「これだけ本気で考えてるんだから、不安になるのは当然だよね」と認めてあげてください
そして「こんなに真剣に考えて自分は偉いな」と褒めてあげてください
あなたの真剣さは時に苦しみを与えてきますが将来あなたをよりよい場所へと導いてくれるはずですから。
【まとめ】
不安は、〈想像力〉〈向上心〉〈真剣さ〉という3つの才能が生み出す副作用です。
不安のアンテナが先走ったら「才能が働いた証拠」と受け入れる。
不安で手が付けられなくなくなったら“1歩前進ルール”でハードルを下げる。
残り1割の可能性が怖くなったら自分がいかに真剣か認識して褒めてあげる。
不安を抱えるあなたは、今日までを一生懸命生きてきました。
完璧に不安を消せなくても大丈夫、不安とちょっと仲良くなればそれで十分です。
【あとがき】
この記事を書こうと思っても、「役に立たなかったらどうしよう」と私の不安センサーは動きっぱなしでした。
でも、“一歩前進ルール”で記事を書き始めることができました。
今この瞬間、「まあ、これで十分」と思えたら大成功。
あなたも今日1つ、一歩前進でOKの行動を選んでみてください。不安と一緒に、ゆっくりでも前へ進みましょう。


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